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SEO対策
2019/09/08 [Sun] WEB私がHTMLを勉強し始めたのは今から約20年ほど前、まだパソコンの普及率も今ほど高くはなく、もちろんスマホもなく(スマホの前身「PDA」に憧れていました!)、そもそも携帯すら持っていない人も多かった頃で、いわゆる「BBS(掲示板)」が流行っていた時代でした。
特にWEB業界への就職希望だったわけではなく、デザイン業界で就職する際のポートフォリオ作りのためにHTMLの勉強をしていたのが、絶賛就職氷河期で希望の業種に就職できず、その後なりゆきでWEB業界で働くこととなりました。
そしてすぐにITバブル到来。
給料は良かったものの、残業だらけで毎日ほとんど寝る間もなく働き、身体を壊してボロボロになって会社を離れた頃にはITバブルも弾けていました。
あれから十数年、老いも若きもスマホを持ち、誰もがSNSに関わり、20年前に夢物語のように語られていた「ユビキタス」が当たり前になってしまったのは、やはり凄いことだなぁ、と感心します。
SEOという言葉も一般的になった
今では企業がWEBサイトを持っているのは当たり前で、何度かサイトリニューアルを繰り返したりしながらWEB担当者も自分なりにWEBについて学んだりして、いろんなWEB用語が流通してきている、と感じます。
ただ、これだけネット上で情報が飛び交う中、正しい情報を得るのはある意味昔よりも難しく、よく分からないまま用語だけ覚えている人が非常に多いように思います。
- ホームページを作るだけで(何もしなくても)紙のチラシなどよりも宣伝効果が高い(だって世界に発信してるんでしょ⁉︎)
- ホームページを作れば(何もしなくても)すぐに検索に引っかかるようになる(こんなにお金かけてホームページ作ったんだから、そうなるようにしてくれてるんでしょ?)
- SEO対策=(何もしなくても)ホームページが検索で上位に出るための魔法のような技術
ここまで極端な方はだいぶ減りましたが、これに近い認識をお持ちの方々もまだたくさんいらっしゃいます。
ポイントは、上で強調している「何もしなくても」ホームページを作りさえすれば放っておいても広告効果があると思われている点。
しかしそれは、チラシを作って社内の壁だけに貼っているようなもので、会社に訪問に来たお客さんは見るかもしれないけれど、ほとんど何の効果にもなっていません。
チラシを作ったならば、多くの人に配らなければ意味がないのです。
どう対策すべきなのか
Googleなどの検索エンジンの仕様も年々変化し、広告料を払わず普遍的なキーワード検索で上位に出るのは難しいように思います。
結局のところ、社名なりサービス名なり、それ自身のキーワードで検索してもらう、というのが一番早いので、そのためには
- チラシやポスターを作って宣伝する
- ポータルサイトや雑誌などに広告を載せる
- SNSを活用して頻繁に情報を発信する
といった、昔ながらの方法も含めて必須になってくるわけです。その上で
- サイトを頻繁に更新する
ことが必須で、結局は地道に上質な情報を発信し続けることが大切なのです。
と言っても、企業であれど結局人間が動くわけで、コツコツ続けるのが苦手な人も非常に多いものです。
本業の合間にサイトを更新し続けるのも、なかなかの苦行であることは良く理解できます。
私自身も、仕事のネットワークを広げるためにいろいろと画策したり、実際にサイトを作ってみたりしたこともあるのですが、結局本業の方が忙しくなって手つかずになって放置…ということを繰り返しています。
WEBの更新業務をメインに行うスタッフがいたり、更新を外部に委託していたりする企業ならば良いと思うのですが、すべての業務を一人〜少人数でやらないといけない企業は本当に大変ですよね…。
本当、どうやったら更新が続けられるんでしょうか(笑)